Saturday, January 06, 2007

北風に吹かれて 第四夜

今日はエスコートし終わった地がたまたまトリンシックだったので、その足でトリンシックの南西(だよな?)の岩の裂け目を潜り抜けてみる事にした。

そう、あのキッツイ鳥の方が居るあそこである。

何を隠そう随分前にアレは倒してはいるのだけれども、今日はもうかなり緊張している。

やった事がある人なら判ると思うが、あいつは結構ダンジョンの奥まった所に住んでおり、下手に戦いを仕掛けると四方を囲まれてしまうのだ!
それがどうした、通り抜けられるだろう? だって。

だって、フェルッカなんじゃもん。


あのお方参上。と言うかこっちが参上か。
実は自分自身、足を止めて戦っても奴を十分に屠る自信はあるのだが、その過程で体力が半分ぐらい・・・つまり半死半生になるだろう事は予測している。
そして下手に戦いを挑んでボックスを食らった場合、それこそ鴨撃ち宜しく赤目のEX>FBで程よくレアに焼きあがる事は間違いない。それで焦げなかったとしてもこっちは遠距離攻撃手段無いし。

まぁ、訓練だ。何の訓練かは秘密だが。


訓練自体はそこそこ上手く行った。攻撃を出来る限り素早く済ませ、その間体力を出来るだけ高いレベルで維持し、ダンジョン内を徒歩で駆け抜ける。迅速な攻撃と素早い撤退。(あまりに素早い撤退過ぎて写真撮影忘れてやんの)
こっちの利は「不意打ちが出来る」部分にだけ存在する。電撃戦が襲撃側の最大の利点なのだ。それに対して防衛側はいつやってくるかも判らぬ敵を打破すべく、員数を揃え続けなければならない。
電撃戦を行い続ける限り、攻撃側の優位性は失われない訳で。

守勢に回るのであれば、逆に敵を倒す事を考えずに「自分が生き延びる事」を主に考える。襲撃者は常に優位である事を忘れるべきではない。攻められている段階で既に劣勢なのである。そこでイーブンな戦いをしようという心意気は素晴らしいが、前提条件からしてイーブンではない事に気が付かねばならない。

良く、鉱山とかで生産職の人間殺してる連中が居るが、連中が阿保臭いのは生産者を相手にしているからではない。絶対的に優位な「襲撃者」として戦闘しかけて得意げにしている所だ。
以前MzhのVuellyにPSエリアで襲撃者を逆襲撃させた事があったが、隘路でハイドしてヘビークロスボウでディスマウント食らわせるだけで連中の戦線は本当にどうしようもなくグダグダになる。
(この時は戦闘の序盤から偵察役を引き受けさせ、連中が登場した際に仲間に即時連絡を入れ、その後待ち伏せすると言う徹底的な逆襲撃パターンで戦った)

Wednesday, January 03, 2007

北風に吹かれて 第三夜

妙に体の節々が痛い。やはり木の板の上には寝るもんじゃないな。とりあえず宿を出て銀行前に向かうと、怪しいバーちゃんであるイヌが騒いでた。

掲示板に語りかけてるんだろうか?
桜の木に話しかけているんだろうか?
謎は尽きない。

開かれた本が云々と言っているが・・・ソーサリアで本と言ったらまず第一にムーングロウのライキュームだろう。口に出すのも恐ろしい言葉とか言ってるんで、なんぞ怪しげワードでもあるのかとライキュームを訪問する事にした。

ライキュームに謎の錬金術師。
いや、ライキュームで調べ物をしている錬金術師は天晴れなものだと思うが、本をそんな風に置いて近くに実験用のフラスコとか置くのはどーかと思う。
「敬天愛人尊書物」なアレが見たら、かなーり怒りそうな状況ではある。

そういえばエルフ村が見つかる直前にライキュームから派遣されたKenと言う男、例の人物によー怒られてたな。書写師のくせに原書を本棚から持ち出すとは何事かと。書写して写本を持って来いと。

剣ばかり振るっているように見える俺だが、実は結構本とか読むのは好きな方である。修行時代に簡単な読み書きを教わってからと言うもの、人の書いた言葉がこげに面白いもんかと随分書籍を読み漁った記憶がある。(修行時代の「科目」には、「雄弁」と言う必修科目と、それに付随する読み書き訓練があった)
しかし、だな。
ソーサリアの本は重いんだよ! (赤本なんか2Stoneだ!)
持って読み続けるのは結構辛い。剣を振るより楽っちゃー楽だが、同じ姿勢で読み続けるのは結構骨が折れる。
椅子に座って読めないのが難点だよなぁ。

とりあえずサーペント信仰なるものに関する著述をいろいろと読む事ができた。
あと、ノートの切れ端のようなものに「何故悟らない?」みたいな問いがあったので、さらっと回答しておいた。

心の傍らに吾がある状態を「悟」と云う。
心と自分自身(思い)を合わせて持つ。それが悟りだと聞いている。
色(肉体)
受(感受、共感)
想(表象)
行(意思)
識(認識)

これら5つの要素は全て移ろい変わり行くもので、永遠不滅なものではないとか。なれば共に在るべき5つの要素がバラバラになってしまうこともあるだろう。
移ろい換わり行くものを正しく認識し、自我として統合し続ける。

如是我聞。

まぁ、受け売りって事だ。

Tuesday, January 02, 2007

北風に吹かれて 第二夜

朝目覚めたら部屋に謎の人物が!
一瞬ガードを呼びそうになるが、いかにも人畜無害そうな人間(プ注:NPC)だったので捨て置いた。
今日も今日とてさ迷い歩く。

とりあえず夢の中で北風が云々と言ってた人がいた気がするので、慈悲の砂漠でも目指すとするか。

道中別段怪しい事もなかったが、小さな敵とはいえ乗り越えるのはご法度と言うのがフェルッカの流儀。余り大量に押し寄せられると・・・その・・・困る。
今までの乏しいフェルッカ経験から、そういう「身動きの取れない人間から死ぬ」のは良く知っている。
また、皆が騎乗基準で動く為に、私のような徒歩戦士にターゲットが合わせにくいことも知っている・・・まぁ、どんな逃げ方しても狙われる時は狙われるんだが。
慈悲の砂漠までもう少しと言うところで伏兵発見!
なんぞ赤い人々(山賊)に囚われて難儀している人が。
すぐそこが慈悲の砂漠であるが、なんかヴェスパーから出立して慈悲まで向かってその後ミノックまで行けってえれー無駄足踏んだ気がするが・・・まぁいい。どうせ当ての無い旅だ。

ここで少し昔話をしよう。
大昔、これらの囚われの人々は一定の時間が過ぎると「おまえ、遅すぎ!」と言う事か、いきなり姿を消す事があった。随分昔は徒歩で色々エスコートをしていた事もあり、ブリ北東の沼の先にある三叉路でエスコートを引き受けて「街道沿いに」ミノックへ向かうとタイムアウトになることが多かった。ミノックとヴェスパーの分かれ道辺りで随分悔しい思いをしたもんだ・・・
別に今はそんな事も無いとは重いが、今でもあの辺りでエスコートを引き受けると何故か街道の裏をショートカットしてミノックに向かう俺が居る。
いつもトラメルでやってるから無問題だが・・・今はフェルッカ。運悪く赤目の巣にでも出くわしたら目も当てられない・・・かなり緊張していたのは内緒だ!
なんとかミノックまで無事にエスコートを終了させる。妙に腹が減った・・・

そう言えば貴族のおっちゃん、トクノにオセチなる食い物があるとか言ってたな。食いに行って見るか。
そこでトクノの禅都に向かった訳だが、ベントウを食ってるとゲートを潜り抜けた時の様な違和感があり、いきなり外の風景が枯れ木満載の物に変わった。トクノにフェルッカ面はねーってのに!
疲れてるんだ・・・宿でゆっくり寝よう。メラーな俺には大冒険だったしな・・・


トクノでは床の上に布団を敷いて寝るのであった。
なんか野原に野営した方がゆっくり出来るような気も・・・だって木の床の上だぞ(涙)

北風に吹かれて 第一夜

根無し草になって暫く、古巣であるNorthside Innでグダグダしていたのだが、腐ってるだけではいかんだろうと少し外の空気を吸うことにした。

どうせ吸うなら綺麗な空気だ。
人ごみにまみれていても仕方なかんべと。
とりあえずトリンシックを目指すことにした。
「例の大公の引退式に参加した思い出深い地だから」であるが…南門(「トリンシック炎上」の言う「密輸業者の門」)を抜けたら速攻声を掛けられた。ジェロームまで送ってくれと言う話。
まー今急いでトリンシック見て回らなきゃならん理由は無し、あっしにゃー関わりの…という程世間を恨む訳でも無し。
エスコート中早速お連れしましたよ。ジェローム。
そーいやここ、島分かれてんだよな~と島内散策。テレポーターで移動するも用心の為にガードと叫ぶ準備だけは怠らなかった。
ジェロームの西島にはベンダーがあった。面白い所で商売をなさっている人も居るものだ。
そして思ったんだが…ジェロームなんだよ! フェルッカの癖に人多いぞ!(プ注:NPCだが)
その後、今度はヴェスパーへの案内を申し込まれる。
あれ、おかしいな…なんか俺ツアコンになってねーか?
とりあえずこれもまた、ヘビ人間襲来時に世話になった場所でもある。いそいそと歩く。
ゲート出て橋渡ろうとした所で「ここでいいっすー」とばかりに金を押し付けられる。これもヘビ人間襲来が人々に残した爪跡だろうか、町に入りたくないのだろうか?(プ注:いや、それ普通ですから!)
ヴェス市長発見銀行に僅かばかりの金を収めて宿に向かう途中、謎の気配を察知した。カウンセラーホールなんだが、市長がおった。
古い人間なら知って居ると思うが、ソーサリアには市長を名乗る人間が3人居る。
一人目はフィニガンで皆も良く知るブリタニア市長。
もう一人はミノックの市長。
そして最後がヴェスパーの市長である。(平和記念碑設立イベントを参照されたい)
自前のゲートを持たない永遠の田舎町、ヴェスパーにも市長は居るのだ!

今回はたまたまフェルッカばかりになったが、イルでもトクノでもT2Aでもどこでも行くぜ!
(保安の関係上、いつ頃どこで休んでいてどこに向かうかは秘密である)

Tuesday, December 26, 2006

かなり持ったな…

夏に建てた(建てさせた)家が見事腐った。
元々期間限定で建てたものだし、重要任務であったMzhからの客人との荷物受け渡しも無事完了しているのでそれはそれで良い。(ぶっちゃけ、大したもの置いてなかったし)

しかしこう・・・なんだな!
根無し草を名乗っておきながら本当に根無し宿無しになると少し凹むな!

私にはNorthside Innと言う定宿があるからまだ救われているが…



良い機会だ。少しあちこちの町の宿でも見て回るか。

Sunday, December 24, 2006

この間、地引網に参加したのさ

色々と思う所があったが、この部分だけ。

砂漠に出かけて人の気配がしたのであの店に出向いた。
徳の気配に釣られて…と言ってもいい。かくして俺は俺と同じく徳を輝かせる人物に出会った。口の悪い連中はバッジをきらきらさせているだけだと言うのだろうが、少なくともそれを目指すのであれば、バッジをきらきらさせる事も必要ではあると思うんだ。それが見せかけに過ぎないとしても、無いよりはあった方がいい。

そして彼の朋友に目を向けた。
おお、名誉の騎士がおる。

が、しかし。
うむ・・・

そういうものを、求めている姿勢と言うか。
それをある部分では喧伝すると言うか・・・
その様な姿勢が外に見えてくると、色々と素晴らしいのかなとも思った。
彼らの装備は素晴らしい(実は最初無口だったのは、各人の装備状況と徳の状況を調べていた為)
身の外の装備と共に、身の内の装備、徳というものが備われば・・・
フェルッカのみだと難しいのかなぁ。

Monday, November 06, 2006

不便さを楽しむとか、制限とか

少し気になる話を聞いた。

世間には不便さを楽しむとか、色々と制限をつけて楽しむなんて方法があるらしい。
それで楽しむなり人生を謳歌できていればいいのだが。
真にそう思う。

多くの人々が、私のような純戦士と言う生き方を「制限された生き方」であると感じているらしい。
これについて反論したい。
例えば空飛ぶ鳥達が、空の飛び方を忘れてしまったのであれば…そこには底知れぬ悲しみと「制限された」と言う心が生み出す「辛さ」があるだろう。しかし我々人間は基本的に地面を歩く生き物である。
空が飛べない事を「悲しむべき、そして辛い事」だと考えるだろうか?

それと同じで、私は生まれてこの方「純戦士以外の生き方」をしていない。
それ以外の自分と言うのを知らないのだ。だから故に人々が「騎士道魔法使えないと辛いでしょう?」とか「魔法が無いと厳しくない?」等と言ってきても、あまりピンと来ない。
不便さが好きなわけじゃない。勿論私だって不便なのは嫌だ。
しかし私は今の私以上に「便利であった事」等無いわけで。
失ってもいないものを「無くて不便だ」とは思わないわけで。

私は不便さを楽しんでいるのではない。
極楽さとか、(諸君が既に知っている)快適さを知らないだけなのである。知れば私も今のこの状態を不便だと思うのであろうが、それが楽しみを見出さない気がするので、積極的にそれを追い求めたりはしない。

諸兄も気をつけるといい。
どこかで無理をして「できることをしない」と決めて掛かると、大変な苦労を強いられる。
不便さなどを楽しめる人間は少ない。便利さを知らないままで生きていく事は容易なのだが。

Monday, October 16, 2006

誇れるような称号

最近日記書くのサボってたんで、他人の日記に反応してみようと思う。


誇れるような称号が欲しい・・・いいこった。そういう称号が得られるといいね。
でもその前に考えて欲しい。称号は単独じゃーピカピカ輝かないぞ?
青い閃光でも深鍋でも何でもいい。俺なんかSword(或いはフマクトの剣:Sword of Humakt)を名乗ってるが、どうだろう? 格好良く誇らしげに私の称号は輝いているだろうか?
この称号は以前ある場所で私が若いときに取得した物である。この称号を得る為に割と困難なクエスト成し遂げて、それで俺は心身ともにSwordになった。別に話す事でもないが、この称号にふさわしくある為に俺は色々な断ち物をし、誓いを守り、Swordを名乗るのに必要だと思われることを日々励行している。自分じゃしっかり手入れをしているつもりなんだが…こればかりは他人からどう見えるかだしなぁ。研ぎたての剣身の様に、白く輝いていると嬉しいのだが。

称号だけならなんぼでもつける事ができると思うが、それが「己の誇りとなる物」である為には、相応の努力を支払わねばならない。今もしも称号が無い身であるなら・・・

まず、己が誇りとして抱き続けられる物を探す事だね。
そしてその誇りを汚さぬ様に努力を続ける事だ。
貴方がそうであれば、やがて誰となく貴方を貴方の称号で呼ぶ者が出てくるだろう。


なお、俺の称号は多くの場合「Sword」であるが、親しい仲間からは「師範」と呼ばれる事が多い。
私はそれを誇り、また「そうである為」に師範らしくあろうと思う。