Thursday, June 22, 2006

在りし日の、そして来る日の王

昨日、知古が宿屋を訪れてきてくれて、暫く歓談した時の話。

マティアス国の話が出た。中々お目にかかれない「親国から再吸収指示を受けた国」、いずれ諸侯が民間に戻る国。
「終わらせてしまうのか?」
と聞いた。本当にそれでおしまいなのかと。


アヴァロンという地におわします、アーサーという王がいる。
彼のとりあえずの寝床(墓)には、この様な碑文があるということだ。
「在りし日の、そして来る日の王」
そこはかとない予感に過ぎないが、いずれまた国が興るだろう。
同じ魂や同じ心意気を持った「誰か」が国を興すと思う。名前はまた違っているのかもしれないが、やはり似た国になるのではないか…それが時代の要請で生まれた国ならば、やがてまた時代の要請で復活する事もあるだろう。
だから、こう申し述べたい…「在りし日の、そして来る日の公国。マティアス」と。

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